【8月23日】 No.290 (山口⇒福岡⇒大分) |
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今朝は、敬くんに電話を掛けてもらってようやく目を覚ました。
時計を見ると既に9時50分で、慌てて部屋を出る準備をするハメになった。
これまでの旅行とは逆で、今度は私が起きられなくなっているみたい。
岩国駅前のミスドで少しドーナツを買うと、今朝の朝食にした。
今日は小郡、下関と通って遂に九州に入り、別府まで行く予定だった。
すべてが新しいことばかりで楽しみにしていたはずなんだけど、
私の意識はどこか遠くに行ってしまっているような感じだった。
自分でもほとんど寝てるのか起きているのかわからないような感じで、
気が付くと敬くんが小郡駅で「あなごめし」を買ってくれていた。
弁当を食べた後もずっとぼーっとしていて、あっという間に下関を通過、
九州に入っていた。日豊本線の列車の内装はなかなかデザインセンスがよかった。
でも、そんなことにも別に無感動で、ただそのまま乗り続けていた。
大分県に突入してから、柳ヶ浦という場所で1時間弱足止めを食いました。
宇佐で降りて、ちょっと観光するんだと思っていたんだけど、
敬くんは特に行きたくないようで、すべてがどうでもいいような気分の私はそのまま従った。
私は今日、敬くんの18切符を使っていて(昨日は彼が私のを使ってた)
さっさと彼が駅の外へ出て行ってしまった為に私はトイレにも行けず。
仕方なく、いつものように時刻表に座ってぼーっと空を眺めてました。
その後、17時頃に別府駅に到着。うちの大学の辺境キャンパスと呼ばれる、
アジア太平洋なんたら大学(APU)行きのバスがあったので笑えた。
こんな場所に作って、行く人のことも考えなかったのだろうか?(^^;
ここで宿を取るかなあと思っていたけど、敬くんは由布院に行きたいらしい。
というか、私が行きたいと言っていたはずなんだけど、
何だかどうでもいいような気分だったので、すべては彼にお任せした。
結局、大分駅まで行き、そこで今夜の宿をツイン7350円で確保、
それからそこにあったバスタオルを持って一路由布院を目指しました。
1時間くらいしてようやく到着。私はというとずっと体が浮いているような感じで、
本当に電車に乗っていたのかわからないような感じだった。
頑張って温泉を探す敬くんにふらふらとついて行くと、
なんと、100円で温泉にだけ入れる由布院温泉を発見!
しかも100円というのは強制じゃなく、本人の募金という形らしい。
早速、私たちはゆっくりと温泉に浸かった。生き返ったような気分だった。
今日丸一日自分の意識がどこかに飛んでいたような感じだったけど、
初めて普段の私に戻りつつあるような感じだった。
大分のビジネスホテルには終電に乗って23時ちょうどに到着した。
大分ケーブルテレビでは、ただひたすら賃貸住宅情報を流すチャンネルがあって、
そこで流れているBGMを聴きながら、暫くまたうとうととしていた。
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