【8月17日】 No.284 (北海道 [苫小牧⇒岩見沢⇒富良野⇒旭川]) |
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しかし、そのままその駐車場にはいられなかったです。
0時回った頃に、私が転がっている場所のすぐ横に何やら人が
数人やって来たらしくなんとなく穏やかそうな雰囲気じゃない。
さすがに堪らなかったので、荷物を纏めると慌てて苫小牧駅へと戻った。
駅の改札近くにやって来ると、他にも数人の人が路上に転がっていた。
まあ、いわゆる私と同業者という奴でしょうか? なぜこんなに……
携帯の電池も切れそうだったので、コンセントのある場所に落ち着いた。
それから暫く仮眠を取っていると、そこを通りかかった兄ちゃん達に
「うわ、こんなとこで寝てるよ」だとか「げ、動いてるよ」と言われ
多少ダメージを食う。私だって好きでこんなことしてる訳じゃないです。
その後はますます冷え込んで眠れなかったので、仕方なくたまっていた
日記の執筆をして夜が明けるのを待った。
夜が明けてから始発が来るまでには2時間ほどあった。
自販機でフライドポテトの潰れかけみたいなものがあったので買う。
体中がすっかり冷え切っていたので、そんなものでも充分うまかった。
その後、6時過ぎの始発に乗って岩見沢を目指した。
その辺から睡眠が足りなかったせいで記憶が曖昧でよく覚えていないけど、
岩見沢か滝川あたりで2時間ほど死んだように寝てました。
おかげで今日行こうと思っていた帯広へは時間的にムリになってしまった。
仕方なく今日のメインとして富良野・美瑛のラベンダー畑へ行くことにした。
滝川から根室本線で南下して富良野へ、そこから富良野線を北上して
(快速ラベンダー号だったかな?)北富良野に降り立った。
久々に空も晴れ渡っていて、すごいいい感じだった。是非ゆっくり回りたいです。
時間的に昼を回っていたので、近くにあったラーメン屋でバター醤油ラーメンを食べた。
その後、ゆっくりと辺りを歩き回った。私がイメージしていた北海道はまさにここで、
真っ直ぐな道路がどこまでも続いていて、辺りはとても静かで穏やかだった。
花を飾るのがこの街の一環なのか、どこの家の庭にも向日葵や綺麗な花がいっぱいだった。
それを見て、何だかそれまでの旅の疲れも一気に飛んでしまったようだった。
暫く歩いていると、何やら一面花畑のような場所があったので、そこに向かった。
そこは「日の出公園」という場所で、ラベンダー発祥の地らしかった。
ただ残念だったのは、時期的にラベンダーが既に枯れてしまっていたこと。
もし満開の時期にここに来ていたらどれだけ素晴らしいものだったろう?
でも、他の花があたり一面に咲いていて、本当によかった。
展望台らしきものがあったので、登って上富良野の大地を眺めた。
ほんと吸い込まれそうだった。こんな風景を好きな人と一緒に見られたらいいな、
と思ってしまった。別に何をしたい訳でもない、ただ色んなことを話して、
こんな風景を一緒に眺めたりすることが私のささやかな夢なのかもしれない。
そして、展望台の横にあった鐘をゆっくりと鳴らした。
夕方になりかけた頃、そのまま北上して旭川に到着した。
前日先に来ていた敬くんから聞いていたように、相当な都会だ。
今まで旅をしながら見てきたどんな地方の街よりも発展していた。
駅前ではフリーマーケットが行なわれていて、サザンの曲が流れていた。
250円の特製のアイスを買ったのですが、食べる前に転落しました。
もう勢い良く、カバンにバウンドして道路にベチャっと(泣)
さすがに泣きそうだったので、意地になって食べれそうな部分だけ食いました(汗)
その後、近くにあった安そうなボロビジネスホテルにチェックイン。
風呂に入りたかったのだけどまさかないとは……これで3日連続入れないこと決定です。
函館の民宿では、風呂がひとつしかなくて開けたらおばさんがいたので
慌てて閉めましたし……(四万十川の合宿の某を思い出してしまった^^;)
疲れが相当溜まっていたのか、それから3時間ほど寝てました。
起きてから市内をぶらぶらと歩いて流行ってそうなラーメン屋を発見。
やはり本場の醤油ラーメンを食べさせてもらいました。美味かったです。
しかし、この街はほんと都会です。ピンからキリまで何でもある。
また少し嫌悪感を感じてしまいました。
戻ってからまた23時くらいまで寝てましたが、その時ちょいとしたことで
一気に気持ちが弱ってしまって、それから寝たり起きたりを繰り返してました。
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