【8月16日】 No.283 (北海道 [函館⇒長万部⇒室蘭⇒苫小牧]) |
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朝起きると8時過ぎだった。今日はたっくまんと五稜郭を見てから
別れる予定になっていた。時間的にちょっと厳しいかな(^^;
まず問題だったのは、函館駅がどこにあるのかわからなくなってしまったこと。
昨晩は民宿のおばさんに車で送って貰った為にあっという間だったんだけど、
重い荷物を抱えて歩いていると想像以上にハードだった。
歩いていて思ったのは、昨日の夜のうちに色々と撮影しておけばよかったなということ。
ほんと夜の函館は綺麗で、日本にいるという雰囲気ではなかったです。
明治以降に開拓が行なわれたということもあって京都の碁盤の目のように
道が区画されていて車間も広いし本州とは全然違いますね。
涼しいし、飾られたイルミネーションからして、クリスマスのようでした(^^)
なんとか函館駅まで辿り着くと、そこで朝食を取ることにした。
私はイカのバター焼き、たっくまんは左写真右上のたらば丼なるものを食べてました。
やはりすぐ側に函館港があるくらいなのでとにかく海産物が豊富です。
あと、北海道の牛乳を使った練乳アイスも食べました。美味いです。
その後、五稜郭駅まで移動。たっくまんが出発するまでに時間がなかったことと、
場所すらろくにわからない状態だったので、タクシーを使うことに。
おじさんの話に拠ると、今年はずっと気温があがらないらしく、
半袖にしてからまだ10日しか経っていないとか。し、信じられないです。
五稜郭に着いてからは超スピードで観光しました。
箱館戦争と土方歳三(写真みたらエライ男前でした)、そして五つ星型の砦。
もっとゆっくり散策出来ればよかったのにな……
すぐ近くに、タクシーのおじさん曰く3本の指に入る程美味い塩ラーメン屋が
あるらしかったのですが、もはや食べている時間もなかったです。
その後、適当におみやげ屋を流し見してから、再びタクシーで駅へ戻った。
ここで13日から一緒に旅をして来た、たっくまんともお別れとなる。
突如ひとり旅になることを実感して何だか急に寂しくなってしまった。
だけどもはや引き返すことは出来ないし、それは自分に甘えてるだけだと思う。
来月再び会うことを約束して、互いに固く握手をした。
その後、長万部行きの電車までの時間は2時間ほどあった。
CDプレーヤーは敬くんに持っていかれてしまったままだったし、
特に本を読みたいという気分でもなかったから、静かに椅子に座っていた。
長野県の小諸でディーゼル列車があるよ、と冥さんがいっていたけど、
北海道のワンマン列車はどうやらすべてディーゼルらしい。
特に乗車頻度の低い区間はすべてこれらしく、
これから数日、同じ型のディーゼル列車に乗ることになりそう。
出発の時間が近づいて来たんだけど、なかなかお目当ての列車が来ないなと思い、
2時間前から目の前に留まっていた列車を見ると、実はこれだった。
3両編成なんだけど、各車両ごとに行き先が別のものが書いてあったので、
気付かなかったみたい。途中途中の駅で切り離されて、終点の長万部に
つく頃には、なんと1両のみになっているらしい(^^;
気付いて慌てて乗った時にはもはや人がいっぱいで、列車内のトイレの前に
3時間以上立ち乗りをすることになってしまった(泣)
その後、小樽方面は避けて、下回りで旅行することに決めた。
敬くんは稚内の宗谷岬、つまり北を目指していったのだから、
私は彼とは違う場所を旅したいなと思った。
それから洞爺湖を通って室蘭へ。その頃には辺りも暗くなって来ていた。
苫小牧に着いた頃にはすっかり辺りは暗くなっていた。
函館にあった本屋でチェックしておいた通り、ホテルらしきものはなかった。
野宿決定……か。近くにあったミスドで適当に腹を膨らませると、
駅の近くにあった駐車場に腰を降ろした。暗いし人気もないのでちょうどいいかも。
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