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起床は毎度の如く9時半。もはや常習犯化してます(^^;
今日は敬くんが何やら面白い喫茶店に行きたいと言っていたので、
まずはそこから行くことに。
地下鉄鶴舞線のいりなか駅から徒歩10分、そこには何やら不気味な
館が佇んでいた。その名も「喫茶マウンテン」。
何でも謎の食事を出す喫茶店として、巷では有名らしい。
一見した雰囲気では、古臭さが出ていて何ともいい。
中に入ると、時間的なものもあるのか、客が誰も居なかった。
私たちは適当な場所に座ると、私は800円の宇治金時を、
敬くんは甘口抹茶餡子スパを注文した。
個人的には、そこまで冒険する気もなかったので、
差し当たり問題のなさそうなモノを注文したはずだった。
しかし、実際に出て来たのは、私たちの想像を遥かに超えたものだった。
な、なんだよ、この山のようなカキ氷は!?(汗)
左のコップを見てもらえればその高さがわかると思うが、
40センチほどの山盛りの宇治金時が出て来たのだ。
敬くんの方は更にすごく、もはや見ただけで吐きそうな物体だった。
ふ、ふい〜信じられない……と数分の間、固まってました(^^;
敬くんは、ふたくち程度でスパゲッティを断念したらしく、
その後は私のカキ氷の壁を崩す作業に協力してくれた。
その時、謎のお姉さんが、急に音をあげた電話の受話器を取った。
全くイントネーションがなく、ただただ一定の音階でしゃべり続ける。
これにはさすがに笑いを堪えるのが難しかった。
商品だけでなく、店員さんまでタダモノではない(笑)
結局、1時間ほど粘ったものの、カキ氷すら全部平らげることが出来なかった。
もたれる腹を押さえながら名古屋駅まで戻ると、一路長野を目指すことに。
予定では、浜松、熱海を通って、今日中に関東に入るはずだったのだけど、
6日の夜に敬くんが夏コミ中の予定を冥さんと話している時に、
彼女が「清里の方にディーゼルで走る電車があるよ」と言ったのがきっかけで、
一気に中央本線ルートで長野県を目指すことになりました。
ちなみに、口直しに食べた駅弁は、名古屋の日本一弁当。
昨日とは打って変わって体調がよかったので、久々に食欲も湧いていた。
中津川を通って、塩尻まで進む。その間、例のディーゼルが実際に
どこで走っているのか、冥さんにひたすら電話をかける敬くん。
彼女にしてみれば、たった一言のことで、こんなに話が大きくなるとは
夢にも思っていなかったと思う。なんだか忙しい中、すみません。
その結果、「小諸―小淵沢」間でそれが走っているらしいことがわかった。
松本を過ぎて、篠ノ井駅に着いた時には18時前後だった。
ここから小諸駅まではJRではなく「しなの鉄道」という私鉄で、
予想外の830円の出費にはいささか泣きそうになった。
空き時間がかなりあったので、駅の周辺をうろついてみると、
この駅が意味もなく大きいことに気付いた。
なんでだろ?と思って色々調べてみると、どうやらここは、
長野オリンピックの時に開会式やらを行なった場所らしく、
近くにはオリンピックスタジアムもあるらしかった。
今になってみれば、無駄に大きいだけで逆に虚しい気がするだけだけど。
何もすることがないと、いつものように色々と考えているはずが、
今日は何も考えることもなく、妙に心が落ち着いていた。
春以降の、何にも動じない心持ちになっている。
実際には、前半戦(6日〜)の間ずっと考えていたことがあったけど、
今日は特に考え続ける必要もないと思った。
無駄に考える過ぎることは、いつも悪い結果に繋がるから。
その後、しなの鉄道に乗っている間に、本日の面白い駅を発見。
「テクノさかき駅」という駅なんだけど、なぜにテクノ!?(^^;
この辺に来た辺りから、本当に涼しくて心地よかった。
避暑地で有名な軽井沢が近いせいだろうか?
夏にこの辺で避暑出来るほど裕福だったらいいんだけど。
小諸に着いてから、まずは晩飯として信州そばを食べることに。
妙に麺が固いような気がしたけど、もともとこういうものなのだろうか?
その後、遂にこの旅では初の野宿が決定した。かはっ……
まあ、物騒な場所でもないし、涼しいから問題もないかな。
今回の旅は、自分自身の弱さを振り切る為の旅でもある。
昔はいつも他人の視線を恐れてばかりだったけど、
この機会に一気にそれを打ち消してしまいたかった。
それには、今回のような意地やプライドを捨てた行動も必要だと思う。
それから暫くは小諸駅の構内で時間を潰した。
トイレの中にあったコンセントから電気をもらって、
敬くんがいつものようにチャットをしていた(^^;
私は私で、前に隈さんから借りていた小説「暗黒神ダゴン」を読むことにした。
ただ、コインロッカーに預けた荷物の中に、デジカメを一緒に入れてしまったのは失敗だった。
日記の更新の時に、画像をアップできなくなってしまうからだ。
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