【8月2日】 No.269 (高知)
 四万十川2日目。とにかく宿舎のご飯はおいしくて、鰹とかはすごい美味いっす。
 さすが名産ですね。全然生臭くないし、一切れの厚さが尋常じゃない。
 朝食後、1時間仮眠を取ってからみんなを探してみると、
 外で釣りを楽しんでいる連中と、死んだように寝ている連中の二手に分かれてました。
 敬くんもダウンしてたので、私はひとり、あちこちを撮影してました。

 昼飯食ったくらいから、昨日の凹みがぶり返して来て、ひとり外れて河原に座ってました。
 せっかくバンド連中(サークル内にバンドをやってる人達がいる)が演奏会をしたのに、
 私だけ参加しなかったので、みんな気を悪くしただろうか?
 なんだか自分でも不思議な位にテンションが下がり過ぎていて、
 みんなでワイワイやっている中に入るのがたまらなかった。
 こういう時は、騒がしい場所にいると、体中の神経がビリビリ来る。
 こんな風になったのは、相当久々だったので、私自身が一番焦ってました。

 そのまま河原でゆっくりしていると、Pくんと隈さんが釣りにやって来たり、
 時枝りょうやたっくまん、のんさんが泳ぎにやって来て、
 なんとなくそれを見ながら静かに楽しんでました。
 四万十川
 それくらいならよかったけど、3時間ほどすると、人が増えて来たので、
 さっさと宿舎に戻って寝てました。マズイ傾向にあります、ほんと。

 夜はバーベキュー大会。これは美味かったです。
 盛り上がったし、純粋に楽しかった。
 今日一日の中で一番楽しんでましたね。
 本当なら、一日中楽しんでいてもいいはずなのに、
 おかしいと言ったらおかしいんだろうけど。

 問題はそのあとに開催された肝試しで、相変わらずクジ運の悪い私は、
 思ったようには行かず、一度も話したことのない後輩の女の子と組に。
 最近の私なら多分なにも問題なかったんだろうけど、
 自分自身のことで精一杯の今の状態では、その子に迷惑が掛かりそうで、
 そう考えると、一度揚がりかかった気分がまた転落してしまいました。

 気付いたら、そのまま一人で散歩に出てました。
 静かに黙々と夜道を歩き続ける。時々、車が通ったりするのが五月蝿くて、
 虫の声がとても綺麗で、何だか無心状態で暫く歩いてました。
 この間は、なんだかすごい落ち着いてました。

 30分程してから、そろそろ帰らないとみんな心配してるんじゃないかなと
 来た道を戻りました。途中の武田商店(笑)で缶コーヒーを買って、
 「そろそろ肝試し終わった?」と何事もなかったかのように宿舎に戻ると、
 Pくんが「先輩はそういう人だと思ってました!」と笑いながら迎えてくれました。
 ただ笑っていたのは彼やたっくまんら数人だけで、敬くんは冗談抜きで真面目に怒ってるし、
 隈さんやみずきくん、クゼナルトも本気で心配してくれていたらしく、怒ってました。

 その日はみんなテンションが高くて、UNOをひたすらやってる連中と、
 酒を飲んで語る連中にわかれてました。
 私は先程のことでみんなと合流し辛かったので、
 自分の部屋で、たっくまんとのんさんとで、静かに語ってました。

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